8月31日から沖縄本島地方に最接近した大型で非常に強い台風9号。現在は九州地方へ進んでいるようです。
 
沖縄各地で爪痕を残したこの台風9号による被害状況をまとめたいと思います。
 
接近前から気象庁が「最大限の警戒を」と呼びかけをしていたこともあり、台風に慣れている沖縄県民も、「今回の台風は本当に大きい被害が出るんじゃないか」と不安になった
かたも多くいるのではないでしょうか。
 
その呼びかけがあったことで、台風対策を意識して行うことができたと思います。
 
自然災害は本当に対策をするしかなく、毎回不安になります。
 
今回の台風9号でも被害を受けた方は多くいると思います。
 
ニュースサイトで報道していたものをまとめていきたいと思います。




8月31日の被害状況

 
○沖縄本島地方では、31日の午後には雨風が強くなってきていました。
 
○路線バスは午後3時から、沖縄都市モノレールも夕方から運休。
飛行機の発着も終日欠航となっていました。
 
 
○午後5時頃
那覇市曙の12階マンションの壁が崩落して、隣の駐車場に止まっていた車に直撃して後部ガラスが割れる被害がありましたが、幸いけが人はいなかったとのことです。
 
○午後7時半までに、沖縄県内の高潮浸水の影響のある対象地区に避難勧告が出されました。12万2774人。
 
○夜には久米島、宮古の一部、本島中南部の一部が暴風域に入りました。
 
○自宅の庭で傘をさして台風対策をしていた70代女性が風に煽られて傘の骨組みで目を負傷して救急搬送。
 
○ 40代男性が駐車場で足を滑らせ転倒。
 
○ 自宅庭で剪定(せんてい)作業をしていた70代男性が脚立から滑り落ち、首などを打撲。
 
9月1日の被害状況
 
○ 豊見城市役所旧庁舎の外壁が剝がれ落ちる被害がありました。
 
 
○ 豊見城団地の駐車場で、倒木が駐車車両に直撃しているとの通報があったとのこと。
 
○強風により民家の屋根などに備え付けていた水タンクの落下が2件。
 
○各地で道路が通行止めとなりました。
 
○強風により損壊した事務所の窓を修理していた80代の男性が高さ3メートルの場所から転落して左肩を脱臼。
 
○停電の影響で、東村や国頭村、伊是名村で携帯電話サービスが利用しづらくなっていました。
 
○ 自宅近くの村道で台風の様子を確認しようと外に出た男性(97)が強風にあおられ転倒、頭を打って救急搬送されました。
 
○1日午後の時点で、計2万500世帯停電が発生。地域別では、沖縄本島北部で5820世帯、中部6200世帯、南部5990世帯が停電。
 
○台風9号の影響で信号機が消灯していたとのことです。(金武町)
 
 
○うるま市勝連南風原で市道の一部が陥没。これによるけが人はいなかったとのことです。
 
○名護市勝山の倒木があり、幅約5メートルの道路をふさぐ被害。これによるけが人はいないとのことです。
 
○強風で交通標識が倒される。(名護市東江)
 
○強風にあおられて車両が横転。(与那原町東浜)
 
○強風で道路に転がったコンテナ。(糸満市座波)
 
○強風で倒れた大木。(南城市佐敷)
 
○停電の復旧作業をする作業員の方々。いつもありがとうございます。